出演: エルヴィス プレスリー, キャロリン ジョーンズ, ウォルター マッソー
舞台はニューオリンズ。家が貧しいためにアルバイトに明け暮れていた若者(エルビス・プレスリー)が、ハイスクールを2度も落第してしまったことから父(ディーン・ジャガー)を恨み、一時は不良と化してしまうが、やがてナイトクラブの顔役(ウォルター・マッソー)に歌手として認められ、父とも和解する。
エルビス・プレスリー4本目の主演映画だが、他作品と違って結構深刻なテイストでドラマは繰り広げられていく。プレスリーは劇中ロックンロールから校歌まで10数曲を熱唱。原作はハロルド・ロビンスで、監督は『カサブランカ』などの名匠マイケル・カーティス。なお、余談だが本作の撮影のため、彼は1957年1月の陸軍徴兵を延期してもらい、それが表面化して問題となり、撮影終了後の3月に即入隊となった。