「くるみに、生きていることを思い出させるために、ボクは人間になった」
ロボットと人が心通わす奇跡を描いた近未来ラブストーリー。
・『アオハライド』『ストロボ・エッジ』で別冊マーガレット(集英社)にて年代問わず女子の絶大な支持を得る漫画家・咲坂伊緒が描いたハルとくるみ。
・脚本は『すいか』や『Q10』など、さわやかでありながらも深い人間像を描く、木皿泉。
・『四畳半神話大系』『ギルティクラウン』で各話絵コンテ、演出を務め、圧倒的なクオリティの映像を作り上げた牧原亮太郎を監督に迎え、
プロダクション I.Gから2012年6月に独立した、WIT STUDIO (創業者の和田丈嗣と中武哲也はプロダクション I.G所属時に
『君に届け』や『戦国BASARA』シリーズをプロデュース)が作り出す、初の劇場中編アニメーション作品。
・本作の世界観を表現する第1弾キービジュアルのアートディレクターには、写真に刺繍を施すという
独特な手法を用いるアーティスト・清川あさみが参加しています。
[内容解説]
「くるみに、生きていることを思い出させるために、ボクは人間になった」
ハルとくるみの幸せな日常。 いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりをつげた。
けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。 彼女の笑顔をとりもどすため、
ヒト型ロボットのQ01(キューイチ)は、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。
ロボハルの頼りは、かつてくるみが願い事を書いた、ルービックキューブ。 色がそろうごとに溢れてくる、
くるみの想いに応えるため、ロボハルが奮闘するも、くるみはかたくなに心を閉ざしたまま。
ロボハルを作った荒波博士、そして京の街のひとたちに助けを借りながらも、
ロボハルは、人について、そしてくるみについて知っていく。少しずつ打ち解けるロボハルとくるみだったが・・・。
[スタッフキャスト]
スタッフ
監督:牧原亮太郎
脚本:木皿泉
キャラクター原案:咲坂伊緒
アニメーションキャラクター・総作画監督:北田勝彦
音楽:大島ミチル
主題歌:日笠陽子「終わらない詩」
制作:WIT STUDIO
製作:ハル製作委員会
キャスト
ハル:細谷佳正
くるみ:日笠陽子
リュウ:宮野真守
荒波:辻親八
時夫:大木民夫