古くから湖への信仰が残る風光明美な町にある浮島神社。
そんな浮島神社の巫女 更衣小夜(きさらぎ さや)は、神主である父親 更衣唯芳(きさらぎ ただよし)と二人暮らしをしている。
小夜は私立・三荊(さんばら)学園に通う高校2年生で普段はクラスメイト達と学園生活をめいいっぱい楽しんでいるのだが、一方で、父の命を受けある「務め」を果たしていた。
それは、『古きもの』と呼ばれる、人を遥かに凌ぐ力を持ち、人を喰らうモノを狩ること―。
『古きもの』を唯一倒すことができる小夜は、人を『古きもの』から守るため、大好きな父親のため、浮島神社に伝わるという御神刀を手に独り、戦う。
果たして小夜に待ち受ける運命とは!?