前作より実に11年ぶりとなるアルバム。2011年の「コロニー」以降に書きためられ、既にライブでは定番となっている楽曲を収録。アルバムプロデュースは石橋英子、ミックスとマスタリングはジム・オルークが担当した。2021年10月に山梨県小淵沢にある”星と虹スタジオ”にて麓の弾き語り、石橋のピアノとドラム、オルークのベースによるベーシック録音が行われた。その後、石橋の手によってボーカル、オルガン、シンセなど様々なサウンドが加えられて本作は完成した。少しずつ変化を遂げてきた麓のソングライティング。石橋はその”歌”を最大限に生かしつつも、過去の音源やライブとは異なる独自のアプローチによるアレンジを施し、新たな音像を作り出した。謎めいているけど通じてる、溢れているけど虚ろ、シリアスだけどファニー. 何かに似ているようで何かが違っている。そんなSSWアルバムだ。 (C)RS
収録内容
01 Pentagon
02 彼方
03 杖
04 ヘル
05 水晶
06 ポテチン小唄
07 幽霊船
08 Spaceship
09 アウラ市電17系統
10 どじょう
11 椿事