真実vs.奇跡vs.蹴撃
雌雄を決する三位一体(トリニティ)バトルミステリー
“世界”を敵に回してでも、必ず―
◇ストーリー◇
海底に葬られた秘宝―――19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイア”紺青の拳(こんじょうのフィスト)”。
現地の富豪が回収を目論み、表舞台にその姿を現した時、マリーナベイ・サンズ近郊にて殺人事件が発生。
現場には、怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていた─。
そしてその頃、シンガポールで開催される空手トーナメントを観戦する為、蘭と園子は現地を訪れていた。
名探偵アーサー・ヒライ!?
パスポートを持っていないので海外渡航できないコナンは留守番のはずだったが、彼を利用しようとするキッドの奇術的な方法により、
強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。従わなければ日本に帰ることすらできないコナンは、メガネ、腕時計、服など
すべて奪われ変装することに。
その正体に気付いていない蘭に名前を聞かれ、とっさに「アーサー・ヒライ」と名乗る。
月下の奇術師VS.蹴撃の貴公子!キッドはある邸宅の地下金庫にブルーサファイアが眠っているという情報を得る。
いとも簡単に侵入成功したと思われたが、危険すぎる罠がキッドを待っていた。立ちはだかったのは、400戦無敗の最強の空手家・京極真。
キッドの命運は..!?そして、不吉な何かを予兆するかのように、シンガポールの象徴・マーライオンから深紅に染まった水が放出される!