<作品について>
「サイダーのように言葉が湧き上がる」
Words Bubble Up Like Soda Pop
17回目の夏、地方都市–。
コミュニケーションが苦手で、俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、
見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルが、ショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。
ある日ふたりは、バイト先で出会った老人・フジヤマが失くしてしまった想い出のレコードを探しまわる理由にふれる。
ふたりはそれを自分たちで見つけようと決意。
フジヤマの願いを叶えるため一緒にレコードを探すうちに、チェリーとスマイルの距離は急速に縮まっていく。
だが、ある出来事をきっかけに、ふたりの想いはすれ違って–。
物語のクライマックス、チェリーのまっすぐで爆発的なメッセージは心の奥深くまで届き、あざやかな閃光となってひと夏の想い出に記憶される。
チェリー:市川染五郎/スマイル:杉咲 花
ビーバー:潘 めぐみ/ジャパン:花江夏樹/タフボーイ:梅原裕一郎/ジュリ:中島 愛/マリ:諸星すみれ/ナミ:伊藤 静/あき子:鈴木みのり
紘一:神谷浩史/まりあ:坂本真綾/堪太:内匠靖明/紗江:森 なな子/田中:久川 綾/みゆき:沼倉愛美/元プリ:柳田淳一
つばき:井上喜久子/フジヤマ:山寺宏一/他
原作:フライングドッグ/脚本:佐藤 大/音楽:牛尾憲輔/絵コンテ:イシグロキョウヘイ/キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子
演出:山城智恵/作画監督:金田尚美、エロール・セドリック、西村 郁、渡部由紀子、辻 智子、洪 昌熙、小磯由佳、吉田 南/原画:森川聡子
美術監督:中村千恵子/美術設定:木村雅広/3DCG監督:塚本倫基/撮影監督:棚田耕平、関谷能弘/編集:三嶋章紀
音響監督:明田川 仁/アニメーション制作:シグナル・エムディ、サブリメイション/監督・脚本・演出・イシグロキョウヘイ
主題歌:「サイダーのように言葉が湧き上がる」 never young beach 作詞・作曲:安部勇磨/編曲:never young beach
劇中歌:「YAMAZAKURA」 大貫妙子 作詞・作曲:大貫妙子/編曲:小倉博和