第6章「ぼくらの未来」
世界の崩壊がはじまった。
暴走するメイクーモンは、暗黒進化したテイルモンを吸収し、強大な力を持つオルディネモンに姿を変える。
イグドラシルの思惑通り、現実世界がデジタルワールドに呑み込まれようとしているのだ。
絶望が迫りくる中、選ばれし子どもたちは懸命に前を向く。
太一のいない今、代わりになれるのはヤマトしかいない。
「世界を救うために、やるべきことがある! 」
ガブモンはヤマトを力づけ、アグモンは信じている、太一は必ず戻ってくると。
一方のホメオスタシスは、もはや手のつけられなくなったオルディネモンを処分するため、現実世界を巻き込む最終計画を実行に移そうとする。
何とか破滅を食い止めようと、子どもたちとパートナーデジモンは必死の戦いを続ける。
「すべての光はメイクーモンの中に.」
失意に沈むヒカリに届く、テイルモンの声。
そして子どもたちに、最後の決断を下す時が訪れる。
選ばれし子どもたちが、自ら選んだ未来とは―?
今、再び 冒険が進化する―