出演: ビル・セイジ/サブリナ・ロイド
ハートリー自身が”フェイクSF”と呼ぶ、『ブック・オブ・ライフ』と同じデジタルビデオ撮影のゲリラスタイルで制作された近未来ファンタジー。大手企業によって人間が商品として評価され、セックスによって査定されるディストピアで、革命活動に巻き込まれた男女が美女の姿をした無垢な宇宙生命体に出会う。低予算SFのメソッドを駆使して、過剰な消費社会にまつわる考察をイメージとダイアログで綴った詩的な作品。ハートリーが立ち上げたプロダクションPossible Filmsによる初長編映画でもある。