KASHIWA Daisuke New Album “program music III”
New track “sons” is that he himself describes as “expressing everything in my musical activities so far”.
*Bandcampの仕様で1ファイルの上限が600MBのため
今作「program music III」はハイレゾデータがBandcampでは販売できておりません(sons1曲でハイレゾだと600MB超えたため)。あらかじめご了承ください。
KASHIWA Daisuke最新作。51分を超える長編「sons」1曲のみで構成され、3年ぶり9枚目となるフルアルバムをリリースします。
彼自身によって設定されたテーマで構築され、世界中で多くのファンを獲得してきた「program music」シリーズの3作目となります。
コロナ禍における不安定な社会情勢と、それに揺れる様々な人々や家族。これまでの日常とは異なった生活を余儀なくされる中で、改めて人の繋がりや家族と言う存在を強く認識させられながらも、彼がたどり着いたのは究極にパーソナルな作品でした。
KASHIWA自身、「これまでの音楽活動における全てを置いてきた」と表現するこの1曲は、あらゆるジャンルの垣根を越え壮大なストーリーを展開しつつも、一方でひどく内向的な家族という人間の根源的なテーマを内包しているようにも感じられます。
長尺曲ではありながらも退屈と感じられる要素は皆無で、叙情的で美しいピアノやヴァイオリンの旋律からポストロック的な轟音バンドアンサンブル、ポップでリズミカルなアプローチから耽美的でクラシカルな表現にエレクトロニカを主体としたアレンジを折り込み、さらにはクリックハウスやドラムンベース、アンビエントから壮大な映画音楽を思わせるような現代音楽的手法、ミニマルミュージック、ラップ、コーラスまで1曲で目まぐるしく様々な表現を聴かせてくれます。
Spotifyなどのインスタントなリスニング環境が全盛の今、あえて時代の流れに逆行するスタンスのこの作品は、音楽を商業的なツールではなく芸術として表現したいと考える彼の姿勢が最も良く表れている唯一無二な楽曲とも言え、日本のみならず世界中のリスナーが待ち望んでいます。
KASHIWA Daisukeの最高傑作であり代表作となるこの『program music III』は、リスナーの心に爪痕を残し長く愛される作品となることでしょう。
収録内容
01. kashiwa daisuke – sons
02. kashiwa daisuke – talion