ゲスト:太田裕美
アレンジ:船山基紀、十川ともじ、笹路正徳
太田裕美さんは1974年に19歳で歌手デビュー、アイドルでありながらフォーク的な匂いを感じさせる稀有な存在として活躍を続けてきました。
偉大な音楽家たちとの出会いから生まれた名曲の貴重な誕生秘話と共に、歌手生活49年のキャリアが凝縮されたパフォーマンスをお楽しみください。
75年には、松本隆さんが作詞、筒美京平さんが作曲を手がけた「木綿のハンカチーフ」が大ヒット。
歌謡曲とニューミュージックの架け橋的な存在として認知され、太田裕美さん自身も「宝物」と語るこの名曲を、プライベートでも親交のある音楽家・船山基紀さんのアレンジで披露します。音合わせから2人で打ち合わせを重ね、こだわって作り上げた一夜限りの特別なアレンジをご堪能ください。
もう一つの代表曲、大瀧詠一さんが作曲を手掛けた「さらばシベリア鉄道」。
この楽曲が誕生したきっかけは、大瀧詠一さんとの意外なやりとりがきっかけだと教えてくれました。
十川ともじさんがアレンジを手掛け、ウエスタン風なオリジナルアレンジを生かしつつ、ホーンセクションとパーカッションをフィーチャー。貴重な誕生秘話と共に、疾走感溢れるサウンドをお楽しみください。
最後に披露するのは、歌手生活45周年をきっかけに太田裕美さん自らが作詞・作曲を手掛けた、自身初となるメッセージ・ソング「桜月夜」。
笹路正徳さんのアレンジで太田さん自らがピアノを演奏、ハーモニカの温かい音色に包まれた今も色褪せない透明感のある歌声を届けてくれました。