自身の55歳の誕生日に開催された宮本浩次のバースデーライブ「宮本浩次縦横無尽」。ソロとして初となるバンド編成の貴重な公演だ。
2021年6月に行なわれた宮本浩次のバースデーライブの模様をお送りする。ソロ活動を開始した2019年の開催以降、3回目のバースデーライブとなった今回。過去の2回はいずれもギターの弾き語りで進行したが(自身の作業場で催された2020年のライブはWOWOWオンデマンドにてライブ配信)、3回目となる今回は、ソロデビュー曲「冬の花」以来宮本とたびたびタッグを組み、アルバム『ROMANCE』でもプロデューサーを務めた小林武史、そして同じく『ROMANCE』のレコーディングメンバーでもある名越由貴夫、キタダ マキ、玉田豊夢を迎えて初めてバンド編成でのライブとなった。
「宮本浩次縦横無尽」という公演タイトルが示すように、ソロ楽曲、アーティストとのコラボレーションナンバー、『ROMANCE』に収録された1970年代の女性ポップスのカバー、そしてエレファントカシマシの楽曲とあらゆる角度から宮本浩次というパーソナリティーが堪能できるライブとなった。会場の観客を魅了したパフォーマンスに期待してほしい。
収録日・収録場所
2021年6月12日/東京 東京ガーデンシアター